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 光州抗争20周年記念 第4回東アジア平和および人権国際会議
 テーマ「復活光州、 南北統一と東アジアの平和」
                          2000.5.17〜20 光州・新陽パークホテルほか(5.17) / 求礼・韓国通信研修院(5.18〜20)

プログラム

【第1日】 5月17日(水)
    開会式
      司会:河棕文(韓国)、浦崎成子(沖縄)、曾健民(台湾)
      開会の辞  金東源(5・18記念財団理事長)
      歓迎のことば  姜萬吉(韓国委員会代表)
      挨拶
        日本代表 吉岡数子「光州大会に臨んで」
        沖縄代表 金城睦「戦争と抑圧の20世紀から平和と人権の21世紀へ」
        台湾代表 林書揚「光州の歴史的教訓に学んで」
      祝辞
        アミン・ライス(インドネシア国会議長)「人権問題と民主政治」
      記念講演
        尹恭煕(カトリック大主教)「光と生命の復活光州」
    光州民衆抗争20周年記念前夜祭参加
      5・18再現と平和統一のためのアピール行進
      記念公演
        金元中(光州)/尹チンチョル(パンソリ)/飛魚與雲豹工作隊(台湾)/喜納昌吉とチャンプルーズ(沖縄)/安致環(韓国)
【第2日】 5月18日(木)
    フィールド・ワーク
      自由公園(旧尚武台第20師団跡)での営倉体験、5・18墓地巡礼、智異山一帯の旧パルチザン闘争の戦跡地見学、統一祈願舞(姜恵淑)
    文化交流  司会:任軒永(韓国)、高良勉(沖縄)、陳映真(台湾)
      平和・人権詩朗読会、飛魚與雲豹工作隊(台湾)公演
【第3日】 5月19日(金)
    第1セッション 東アジアと光州
         司会:高木博志(日本・京都大)、朴光周(韓国・釜山大)
      光州抗争と在日韓国人(在日:林炳澤、札幌市政研究所)
      光州抗争と日本市民社会(日本:武藤一羊、アジア太平洋資料センター前代表、ピープルズ・プラン研究所)
      光州抗争と沖縄と天皇制(沖縄:知花昌一、読谷村議会議員)
      光州特別法の普遍性と特殊性(韓国:崔在千、弁護士)
    第2セッション 東アジアの戦争とジェノサイド(大量虐殺)の経験
         司会:毛鑄倫(台湾・中興大)、新崎盛暉(沖縄大)
      南京大虐殺と歴史の歪曲(中国:朱成山、南京大虐殺遭難同胞記念館館長)
      日帝侵略戦争と生物学戦(細菌戦)の遺産(日本:藤本治、静岡大名誉教授)
      朝鮮戦争と良民虐殺(韓国:金栄範、大邱大)
      ベトナム戦争と良民虐殺(韓国:姜禎求、東国大)
    第3セッション 歴史、記憶、記念館
         司会:長志珠絵(日本・神戸外国語大)、都珍淳(韓国・昌原大)
      平和記念資料館の形成と危機(沖縄:高嶋伸欣、琉球大学)
      ナヌムの家、 日本軍「慰安婦」歴史館(韓国:慧眞、ナヌムの家院長)
      韓国の民主化と民主記念公園(韓国:車成煥、釜山民主公園運営室長)
      1960年代白色テロと崔小萍事件(台湾:朱徳蘭、中央研究員教授)
    自由討論   司会:鄭鎮星(韓国・ソウル大)、朴萬圭(韓国・全南大)
      日本軍「慰安婦」ハルモニとの対話
      非転向長期囚との対話
    特別会議   司会:金東椿(韓国・聖公会大)
      良民虐殺真相究明のための研究および韓国ネットワーク構成準備会議
【第4日】 5月20日(土)
    第4セッション:国家暴力とトラウマ、家族と女性の苦痛
         司会:宮城公子(沖縄・名桜大)、金恩実(韓国・梨花女子大)
      国家暴力とトラウマ(韓国:黄尚翼、ソウル大)
      台湾白色テロと被害者家族の苦痛と悲哀(台湾:藍博洲、作家)
      光州抗争と5月運動、女性の闘争と苦痛(韓国:鄭賢愛、全国教職員労働組合光州支部)
      済州4・3家族の苦痛(韓国:金栄訓、済州道議会副議長)
      韓国民主化運動と遺族の苦痛(韓国:「恩心、遺族協議会会長)
    第5セッション:21世紀南北統一と東アジアの平和
         司会:中野敏男(日本・東京外国語大)、陳映真(台湾・作家)
      沖縄から見た日本の右傾化と東アジアの平和問題(沖縄:高良鉄美、琉球大)
      帝国主義と台湾独立運動(台湾:毛鋳倫、中興大)
      朝鮮戦争の経験と克服、統一―米軍撤収を中心として―(韓国:洪根水、牧師)
      民族和解と統一(韓国:李長煕、韓国外大)
    第6セッション:総合討論―東アジア平和・人権連帯の意味と展望
         司会:松田京子(日本・愛知教育大)、姜昌一(韓国・培材大)
      [討論者]小橋川清弘(沖縄:読谷町歴史編纂室長)、藤目ゆき(日本:大阪外国語大)、曾健民(台湾:社会科学研究会会長)、徐仲錫(韓国:成均館大)
      [総括報告]鄭根埴(韓国:全南大、韓国委員会事務局長)
    閉会 司会:徐勝(日本・立命館大)、金河林(韓国・朝鮮大)
    送別パーティー

集会・催しの記録 [大 阪]
2000年光州国際シンポジウム 第2回公開学習会
    2000年4月23日(日)午後1時30分より  於:部落解放、研究・教育センター5階第3研究室
    ビデオ「光州民衆抗争」上映
    5・18光州民衆抗争の解決への努力と課題  鄭水萬さん(シンポ光州事務局執行委員長)
[名古屋]
東アジア国際シンポ in 韓国光州に向けて
光州民衆抗争の現場から20年の時を超えて 第2回名古屋学習会
    2000年4月22日(土)午後6時より  於:名古屋市女性会館2F 第3研修室
    ビデオ「光州民衆抗争」上映
    5・18光州民衆抗争の解決への努力と課題  鄭水萬さん(シンポ光州事務局執行委員長)
[東 京]
2000年光州国際シンポジウム 公開学習会
    2000年4月21日(金)午後6時30分より  於:シニアワーク東京第1セミナー室
    5・18光州民衆抗争の解決への努力と課題  鄭水萬さん(シンポ光州事務局執行委員長)
[大 阪]
沖縄から光州へ 光州国際シンポジウム第1回公開学習会
    2000年2月20日(日)午後1時30分より  於:部落解放、研究・教育センター5階第3研究室
    沖縄シンポジウム経過報告  シンポジウム日本事務局
    復活光州!光州の今日的課題  鄭根埴さん(シンポ韓国事務局長、全南大教授)
[名古屋]
第4回東アジアの平和と人権国際シンポジウム韓国光州会議に向けて
    2000年2月19日(土)午後6時30分より  於:東別院会館2F「葵」
    「光州民衆抗争」が20年後に訴えるもの  鄭根埴さん(シンポ韓国事務局長、全南大教授)
[東 京]
    鄭根埴さんの講演と光州写真展東京実行委員会発足の集い
    2000年2月18日(金)午後6時30分より  於:早稲田奉仕園
    光州民衆抗争と韓国の民主化  鄭根埴さん(シンポ韓国事務局長、全南大教授)
[名古屋]
東アジアの平和と人権シンポジウム in 沖縄 報告会
    2000年2月5日(土)午後6時30分より  於:名古屋市女性会館第1研修室
    参加者による報告  松田京子さん/水谷洋子さん/山本みはぎさん
    沖縄シンポを終えて  服部良一さん

アピール
昨年9月末、朝鮮戦争中に、米軍が忠清北道老斤里(ノグンリ)の住民数百名を虐殺した文書がAP通信に流され、韓・米両政府が真相調査を始めました。今年に入ってからは、朝鮮戦争初期の大田刑務所で1,800名の政治犯を虐殺した事件などが報道され、多くの人々に大きな衝撃を与えました。

冷戦最前線となった東アジアでは、分断の壁が朝鮮半島、台湾海峡、ヴェトナムを横切り、戦時体制、戒厳令あるいは非常事態法を用いた極端な国家暴力による統治が行われました。韓国においては国土の分断と米軍の支配、独裁政権・国家保安法体制の下で、1948年の「済州4・3事件」から、朝鮮戦争をへて1980年の「光州虐殺」まで米軍と韓国軍・警察・右翼団体などによる大量の「良民虐殺」が行われ、その犠牲者は100万人にのぼると言われています。台湾では1946年の「2・28事件」に端を発し、「50年代白色テロ」と呼ばれる蒋介石の組織的な虐殺により数万の民衆が犠牲になりました。これら被害者とその関係者は冷戦時代を通じ「暴徒」「叛徒」「通匪分子」「アカ」などと呼ばれ、社会から迫害され長く苦難の道を歩んできました。しかし彼らは民族の統一、人間の尊厳、自由と民主主義を希求した民衆たちであり、彼らの求めたものは、その後、反独裁・民主化闘争、統一運動の中で継承されてきました。

世界的な「冷戦構造の崩壊」後、半世紀にわたる被害者の苦難とねばり強い名誉回復・賠償運動の結果、独裁政権下での大量虐殺事件に対する名誉回復・賠償運動が歴史の前面に立ち現れました。昨年末、「済州4・3特別法」、「民主化運動関連者名誉回復・補償法」、「疑問死真相究明特別法」などのいわゆる「過去清算3法」が韓国国会を通過しました。台湾でも、1995年の「2・28補償条例」に続いて、98年には、「50年代白色テロ(戒厳時期不当叛乱、及び匪諜審判案件)補償条例」が成立しました。特に1990年の「光州民主化運動関連者補償などに関する法律」は、これら一連の過去清算法の嚆矢であり、東アジアの冷戦・分断体制に大きな風穴をあけるものでした。

私たち「東アジアの冷戦と国家テロリズム」日本事務局は、4年前、台湾、韓国、沖縄の友人たちと、東アジア冷戦下における国家テロリズムの犠牲者を歴史の暗闇から掘り起こし、それらの事件の正当な歴史的評価と賠償を求める運動を媒介に、東アジア冷戦体制を解体することを目指し運動をはじめました。当時、私たちは、わずか数年にして、冷戦下、アメリカとその従属政権による国家テロリズムの被害が公論化し、社会の注目を集めるようになるとは予想もしませんでした。しかし、今日の事態は、1997年、第1回台北シンポ、98年、第2回済州シンポ、昨年の沖縄シンポを通じ、私たちが提起をしてきた国家テロリズムが、東アジアの平和・人権問題の核心にあることを明白に示しています。

東アジア・シンポは今年5月、朝鮮戦争50周年、光州事件20周年を迎え、光州市で第4回目を迎えようとしています。光州民衆抗争は、朝鮮の分断、朝鮮戦争以来の抑圧者と被抑圧民衆の一大決戦であり、数百の光州民衆の血であがなった光州の究極的勝利は、朝鮮現代史と東アジア現代史の再評価と、闇にほうむり去られた民衆の復権への突破口を開くものでした。光州民衆抗争は20年前に終わった事件ではなく、東アジア現代史の中で繰り返されてきた国家暴力からの人間回復運動、また東アジアの国家暴力の根底に存在する米・日覇権主義の克服への出発点でした。

さて沖縄の米軍基地移設、G7開催に現れているように、アメリカの東アジア軍事支配は緩もうともしません。日本の右傾化・反動化はますます明らかになってきています。韓国、台湾の統一・民主化の課題もまだ途上にあります。

今回の光州シンポのテーマ「復活光州、南北統一と東アジアの平和」にこめられた、「光州を蘇らせ、光州の勝利を東アジア全体のものにし、光州に結集した力を朝鮮半島の統一へ、米・日覇権主義を超えて東アジアの平和へ、虐げられ辱められてきた民衆の復権へ」という光州からの呼びかけを受け、私たちも平和な21世紀の東アジア実現のために全力を尽くすつもりです。

多数の方々の光州シンポジウムへのご参加、ご支援を心からお願いいたします。

   2000年2月
    国際シンポジウム「東アジアの冷戦と国家テロリズム」日本事務局

光州民衆抗争写真展開催の記録5/30(火)〜6/4(日) 京都
    会場:同時代ギャラリー
    主催:NPO京都社会文化センター、NPO洛西文化ネットワーク
    ビデオ「光州民衆抗争」上映。5/30李政美コンサート、6/3講演会「光州を考える〜徐勝先生、金貞禮先生を囲んで」開催。のべ参加者約1000名
5/28(日) 三鷹
    会場:三鷹公会堂、三鷹市憲法記念集会会場
    主催:光州写真展・東京実行委員会(三鷹)
5/17(水)〜21(日) 札幌
    会場:かでる2・7展示ホール(5/17〜19)、札幌連合会館(5/20〜21)
    主催:日本の戦争責任を清算するため行動する北海道の会
    5/19ビデオ上映
5/13(土)〜14(日) 青森
    会場:青森市連心寺集会室
    主催:アムネスティ・インターナショナル青森グループ
    ビデオ「ドキュメンタリー5・18」「19周年前夜祭」「光州は告発する」など上映
4/28(金)〜5/3(水) 立川
    会場:立川中央公民館
    主催:市民のひろば・憲法の会
3/29(水)〜4/2(日) 東京
    会場:中野区勤労福祉会館1階展示ロビー
    主催:光州写真展・東京実行委員会
    ビデオ「光州民衆抗争」上映

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